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- 先輩医師インタビュー
平成27年卒業生
- ● 麻酔科を選んだ理由は?
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自分自身が治療を受ける立場であれば、まず「痛み」を取って欲しい、という所から麻酔科を考え始めました。実際研修で回った時は、術中術後の痛みを取る事だけではなく、リスクの高い手術症例を知識・技術で絶妙にコントロールし、刻一刻を争う状況下で、外科の先生と苦境を乗り越えようしている姿を見て、素直に「格好良い」と思いました。手術に不可欠なこの陰の立役者にとても魅力を感じ、麻酔科を志望致しました。
- ● 奈良県立医大を選んだ理由や経緯を教えてください。
- 奈良医大に入局している先生が、当時自分と同じ大阪の病院に数年勤務されており、医大を紹介して頂いたのがきっかけです。心臓、小児、区域(神経ブロック)やペイン、集中治療等、多領域にわたり経験を積まれた先生方が集まっており、とても充実した環境であると感じ、入局させて頂きました。
- ● 奈良県立医大麻酔科の魅力は?
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選んだ理由と少し重なりますが、小児や心臓麻酔をはじめ重症症例、緊急症例が豊富で、専門性の高い先生方の意見を集う事が出来るのは何よりも強みかと思います。少し都会から離れておりますが、学術・臨床ともに積極的に活動しており、他大学出身の先生方も多く、このhybridな環境下で働くことが出来るのは、中々他施設では経験出来ないかと感じております。
- ● 今後の目標を教えてください。
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専門性の高い資格の取得と同時に、臨床的に信頼される麻酔科医を目指して研鑽を積んでいきたいと思います。
- ● 入局を考えている先生にメッセージをお願いします。
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まずは見学に来て頂き、特色、雰囲気を肌で感じてみては如何でしょうか?入局はあくまでも将来のステップアップを補助するところであり、自分の財産となる人間関係を、多職種に渡り築くことができます。私自身も他大学出身で、入局するときには少し不安な気持ちがありましたが、男女問わず色んな経緯を持った先生方がいらっしゃいますので、見習いたい先生方が沢山いらっしゃるのが現状です。きっと自分に当てはまる仕事・生活スタイルが見つかると思います。実りある有益な人生設計を一緒に立てましょう!将来、同門として共に働けるのを楽しみにしております。